太田川・水辺のデザイン展~基町環境護岸から基町POP'La通りへ~

2004/11/15

「水辺デザイントーク」意見交換会の記録

日 時:2004年11月15日(月)~22日(月)
ところ:旧日本銀行広島支店(広島市中区袋町)

▲会場・旧日銀の大きな吹き抜け空間で「景観デザイン」を、エントランス側で「@ポップラ」を展示

▲中村先生、北村先生らが設計した護岸、テラスなどの貴重な資料から当時の熱気が伝わる

▲戦後復興を共にするポップラの写真、基町の風景、そして広島出身ミュージシャンのメッセージ

「水の都ひろしま」の魅力を伝えようと、河岸緑地を利用して憩い楽しむイベントなどを行っているCAQは2004年11月、企画展「太田川・水辺のデザイン展」を開催しました。
展示会は、全国的にも画期的なデザインとして注目される基町環境護岸(広島市中区基町)が、護岸の完成から20年を経て2003年度「土木学会デザイン賞」特別賞を受賞したことと、戦後の復興を見守り続けた基町のシンボルツリー、ポプラの大木(愛称ポップラ)が同年9月7日の台風18号によって倒れたものの素早い官民の協働により植え戻されたことを受けて、企画したものです。
被爆建物であり、市民の文化発信の場として活用されている旧日銀広島支店(広島市中区袋町)を会場に、太田川・本川、元安川左岸の設計図やスケッチ、写真など300点に上る展示資料とイベントトーク、現地研修会(水辺デザインウォーク)を通して、1976年から28年間の太田川の歴史と河岸緑地の魅力を伝えました。
その中から、護岸や親水テラスのデザインの解説を盛り込みながら、設計者と市民による「水辺デザイントーク」意見交換会の様子をまとめました。作り手と利用者の両方の立場から語られた水辺の風景づくりが、水の都ひろしまの街づくりを描く一助になればと願い紹介します。

この意見交換会の記録は「市民がデザインする広島の水辺風景」(PDFファイル276KB)をご覧ください。



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